なるほどこういう経緯になっていくのか。
やっとわかりました。
ネタバレしますのでご注意を。
果群王の死を知らされた甄嬛は彼との子どもを宿していた。
温医師は甄嬛を守りたいと申し出るが彼の力では寒地で患っている甄嬛の父親を救い出すことができない。
苦悩する甄嬛を支えたのは忠実な侍女槿汐だった。
甄嬛の父親を救えるのは皇帝しかいない。そのためにはもう一度後宮へ戻り皇帝に頼むしかない。
そしてそのためには一刻も早く皇帝と再会する必要があった。
皇帝に仕える宦官は槿汐に思いを寄せていた。これを利用するために槿汐は自ら関係を作り皇帝の甘露寺訪問を促す。
再会した皇帝は甄嬛の清々しい美しさに心酔し後宮へ戻すように取り計らった。
策略が上手く進むことに安堵した甄嬛たちの前に亡くなったはずの果群王が生きて戻ってきたのだ。
そういうことだったのか。
父親の件さえなければここで失踪してもいいのだが、父親を救いたいという枷が甄嬛を再び恐ろしい後宮へと引き戻す。
果群王の子どもを宿し後宮へ戻った甄嬛は前にも増した美貌と権威を武器に更なる戦いを繰り広げていくのか。