ガエル記

散策

横山光輝『三国志』14巻まで

ということで横山『三国志』読書邁進中です。

今更ですが面白くて楽しすぎる。

 

私は紙の本で上にあげた潮出版のを読んでいます。

三国志』に関しては「ネタバレ注意」は不必要ということでいいのでしょうかw

 

このシリーズによると10巻までは若かりし劉備関羽張飛の活躍が観られますが芽が出ないままの流浪の旅でなかなか苦難が続きます。

(とはいえ8巻であのまどそごみさんの曹操劉備の場面を見つけて幸せでしたw)

 

それが11巻で劉備孔明の名を聞きあの有名な三顧の礼を行ってからまるで世界が開けたかのような変化が訪れるのです。

孔明おそるべし。

そして怒涛の如くある意味『三国志』の代名詞ともいえる「赤壁の戦い」になだれ込みます。

しかしこの「赤壁の戦い」は敵は曹操で文句なしですが、孔明が指示するのは劉備軍ではなく周瑜なので有名な逸話としては不思議と言うか奇妙でもあります。

とはいえ周瑜が執拗に孔明に危険を感じて暗殺を睨んでいるのをなんなく察知した孔明が鮮やかに劉備の元へ帰っていく様は素晴らしすぎて笑えてしまいます。

そしてさらに鮮やかなのは逃走する曹操への攻撃です。

命からがら逃げのびていく曹操は安堵するたびに大笑するのですがそのたびに孔明が指揮した劉備軍が待ち受けます。最初は趙雲そして張飛最後に関羽

曹操軍はその都度人員を減らし関羽に相対した時曹操はげっそりとやつれ果てわずかな従軍に関羽は憐みを感じてしまいます。

追い詰められた曹操がかつて関羽に与えた恩義を訴えると義に厚い関羽曹操の逃走を観て観ぬふりをし逃がすのでした。

しかしこの筋書きはすべて孔明の仕組んだものでした。

からのあえて関羽を打ち首にしようとして劉備から助命嘆願で関羽を許し軍規の厳しさを知らしめるというカラクリ。

鮮やかすぎてぐうの音も出ません。

 

50歳近くなった劉備がまだ20代の若き軍師に惚れ込み入れあげて張飛関羽が嫉妬するもののその作戦があまりに見事で文句が言えないどころかすっかり頼りにしてしまうのもすかっと男らしくて大好きですわ。

 

大急ぎで14巻まで読んでしまいましたが私今後の人生何度も『三国志』及び横山光輝作品を読み返すことに費やそうと思っています。

この楽しみのために今まで読んでこなかったのだと天の采配を喜んでおります。