ガエル記

散策

『帝国の逆襲/スターウォーズエピソード5』アーヴィン・カーシュナー

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新年になって三日目の早朝ですが普段と変わらないリズムで良い始まりをしていると思っています。

今朝は『帝国の逆襲』これはこのタイトルでOKですね。

大変おもしろくスターウォーズがシリーズとなっていく予感をさせます。

が、『新たなる希望』がSF作品以上のものを感じさせるのがここからストレートにSFとなっていくものでもあります。

とはいえ『スターウォーズ』はSFにあってSFにあらず。やはり新しく作られた神話であり聖書となるのではないかと思うのです。

 本作の出来栄えは素晴らしいものです。

冒頭の雪原の描写。

ルークとソロの強い友情に加え、ソロとレイアの恋の駆け引きが描かれていきます。

かつて初めてこの映画を観た時、恋愛描写はSFの中でもっとも印象的に描くことができるのではないかと思いました。

現代日常の恋愛では描けないものがあると感じました。

それは友情や師弟愛についても同じです。

日常にそれがないわけではないのですが特別な環境に身を置いた時、そうした関係はより強く感じることができるからでしょう。

 

もちろん父と子の絆もまた、です。