ガエル記

散策

『新たなる希望/スターウォーズエピソード4』ジョージ・ルーカス

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宣言通り『スターウォーズ新たなる希望』を観ていますが、オールドファンにとってこの作品は単なる『スターウォーズ』であって『新たなる希望』と書いてもなんのこっちゃです。

そして何度観たか判らないほど観ていますが、幾度観ても想像した以上に素晴らしい映画だと感じます。

このような映画に代わるアルコールや麻薬があるのでしょうか。私には『スターウォーズ』ほどの陶酔感を得られる麻薬があるとは思えません。

まあ、麻薬はやったことないですけどね。

それにしてもアナログ時代の作品がもっともスリルがあるのも不思議です。アイディアやデザインの勝利も感じますしやはりキャラクターの魅力は追随を許しません。

ルーク・レイア・ソロ・チューイーは絶対です。

 

物凄い数のマニアが語りつくしてきた映画でありますし、なにより語るよりもひたすら観て感じる映画であるので言いたいことは「観よ。そして感じるのだ。フォースはきみと共にある」しかないわけです。

 

スターウォーズ』を観て面白いと感じない人は住む世界が違うのですから無理をしてみる必要はないのです。

 

レイアのホログラムのポーズは印象的です。

このポーズだけで世界へ入り込んでしまいます。

 

にしてもルークやハン・ソロがあまりに若くて少々涙もろくなってしまいました。

青春は遠い時空へと過ぎ去ってしまったのを感じます。

ルークが遥かな宇宙を夢みて二つの夕日を眺める場面のなんと物悲しいことでしょうか。厭世的ともいえる悲しみです。

 

多くの若者がルークと同じ悲しみを感じることでしょう。

タトゥイーンから逃れ出た若者は多くはないのですがやはり皆同じ目をして夕日を眺めるのです。