エピソード14でクアトロ=シャアとアムロの再会。
一気に様々な場面が蘇る。
やはりここのパートはとても惹きつけられます。
ガンダムの物語の中で新しく登場したカミーユはかつてニュータイプと言われ賞賛されたアムロ・レイと初めて会う。
アムロにはもうかつてのような煌めきもなく戦うことへの恐怖が襲ってくるばかりなのだ。
私は戦争など消滅した方が良いに決まってると思っているのでむしろシャアやハヤトの方が気持ち悪い。
あんな戦いを経験したらボロボロになるに決まっている。アムロの憔悴は私には好ましい。好戦的な連中のほうが理解できない。
じゃあなぜ戦争しか描いていないガンダムを好んで観ているのかと謎は自分でもわからない。戦争の物語を観ることでいかに戦争が嫌なものか確認しているのかもしれない。
シャアが単に戦争好きでないのはわかっている。
あの人は自分一人で世界が変えられると働きすぎて正体のない何かになってしまった哀れな人。ガンダムシリーズの主人公はあの人だから。
ほんとうに悲劇のヒーローなのはシャアなのですね。