すみません。ちょっとだけと本作覗き込んだら面白くて止まらなくなりました。
なので急遽こちらを読み進めます。
ネタバレしますのでご注意を。
原作:山岡荘八/画:横山光輝と記されているほどなのでよほどそのままなのだろう。
私の伊達政宗知識は以前に読んだ横山光輝『徳川家康』の最後あたりに出てきたものとかつての大河ドラマでのうっすらとした記憶くらいなので本作がどのくらい伊達政宗かはわからないのだけど物凄い力で引き寄せる魅力がある。
横山マンガはいつも淡々と物語を進めていくのだがそれがとても心地よい。
政宗は早熟に才能を花開かせる人物だが母親からは疎まれるという運命を背負っている。
代わりに父親からはその才能を認められ愛される。
そしてそんな父を失いそこまで賢しかった彼が我を忘れて失敗をする。
やはり失敗がなければ物語は面白く進まない。
ましてやその頃の政宗は二十歳になるかならないかほどなのだから。
(曹操の失敗の多さを思えばまだまだ)
うーん、読み始めてよかった。