ガエル記

散策

『伊賀の影丸』横山光輝 3巻 後半

はい。『伊賀の影丸』3巻後半「邪鬼秘帳の巻」行きます。

あの邪鬼が再登場するのかとわくわくしますね。

 

 

ネタバレしますのでご注意を。

秋月藩」での事件、なのですがこの「秋月藩」っていうのは現在の福岡県にあるあの秋月藩とは違うなにかなのでしょうか。このような城はないのではと思ったり。

それとも秋月藩というのは他にもあったのか、黒澤映画『隠し砦の三悪人』でも秋月家復興というのが出てきますがなんでこうあちこちで秋月?となっています。

全然関係なくて単に「秋月」という名前が良いので使われやすいということなのでしょうか。

 

とりあえず秋月藩では辻斬りが横行していた。ふたりの酔っぱらい武士が辻斬りにいとも簡単にやられてしまう。

その辻斬りは「黒木」という表札の屋敷へと入っていった。(「黒田」じゃなく「黒木」ってこと)

そこには三人の男が酒を飲みくつろいでいた。

その中のひとりが阿魔野邪鬼だった。

四人の話でその家の主人黒木弾正が彼らを雇って辻斬りをさせているとわかる。

その黒木弾正が現れ四人に「今夜は四人で出かけ城から出てきた武士を斬れ」と命じた。

 

その夜四人は城から出てきた家老とその馬丁を簡単に斬ってしまう。

そこで阿魔野邪鬼は大笑いをした。黒木弾正は次席家老。辻斬りの噂をばらまき、その辻斬りに家老を討たせる。しかも秋月城の殿は重病。お家乗っ取りを企んでいるのだ。

 

さて半蔵屋敷

なんかかわいいなあ。

半蔵、お年のわりには毛量多いよね。ふさふさしてる。

 

こうして影丸秋月藩へと向かう。

てことは邪鬼との再会!

 

韋駄天藤次は月見山一平という名で秋月藩に仕えていた。

 

不穏な空気漂う。

なんかもうめちゃくちゃ可愛いのだ。

キュート。

 

嬉しい邪鬼であった。

 

嬉しい邪鬼は辻斬り仲間にも「てごわいやつ」の出現を予言する。

天馬一角は邪鬼の助言を嘲笑いあえて夜外出するが影丸に呼び咎められ

すごいのかなあ

 

けろり。

今回の影丸(まあいつもだけども)すごく可愛く描いてある気がする。

 

戻ってきた一角に邪鬼は影丸が「幕府の隠密」だと話す。

一角は黒木弾正にそれを知らせ一刻も早く隠密を倒すので金をくれとせびる。

 

影丸たちは

旅籠なんでね。

きちんとしてるなあ。

そこへ一角たちが侵入しふたりの寝込みを襲う。

見てはいけないくらいのエロチックさよ。

とその時煙玉が投げ込まれ何も見えなくなった機に影丸たちは逃げおおせた。

一角たちは仕方なく引き揚げていく。

 

 

一角たちは行動を共にしなかった邪鬼を咎めるが邪鬼は必ず影丸が黒木家へ乗り込んでくる、その時で充分だと言い放った。

 

その頃黒木弾正は古ぼけた寺「多門寺」で四人の辻斬りの暗殺を頼み込んでいた。

影丸と弥兵衛は黒木弾正と辻斬りたちを調べていた。

その時土蜘蛛党が集まり祈りを捧げているのを目撃する。

その土蜘蛛党は槍の名手一角をまずは倒した。

猫耳になってる土蜘蛛党。かわいい。

 

続く。