実を言うとそこまで大感動したわけではないのですがこれまで観てきたインド映画で一番しっくりきたことを記録しておこうと思います。
音楽にというよりも女性の描き方がなかなか良い、と感じたのでした。
主人公はヒップホップに夢中になる男性ですがそのガールフレンドがなかなかぶっとびにバイオレンスで面白かったのでした。ボーイフレンドに近づく女性に嫉妬して思いきり瓶で殴りつけてしまうのです。さすがに彼氏も呆れてしばらく距離をおくのですがやっぱり元の彼女が好きだと思って電話をするとあっけらかんと喜ぶ素直さで殴られた女性のほうもあやまってくれたからと許してしまう鷹揚さがよかったです。
と思っていたら監督ゾーヤー・アクタル氏は女性でありました。
「今まで観てきた」と言ってもインド映画を積極的に観てきたわけでもないのですがまずイメージする歌と踊りの映画や評判になったバーフバリや他にも幾つか観たのですが評価ほどに面白さが感じられずにいました。
しかし今回ちょっと見方が変わった気がします。