後半になってますますわけが分からなくなってきますがそこが良い。
ネタバレしますのでご注意を。
しかし親の代から洗脳されて戦闘人間にされてしまった少女の苦悩から救おうという題材はずっと続いているわけです。
ところでミイヤの劇中歌でふと『竜とそばかすの姫』での劇中歌を思い出しました。
『そばかすの姫』の歌が世界から愛されるというのが私には同意できませんでした(実際まったく売れなかったし)むしろミイヤのようなちょっと不思議な土着的な囃子歌的なもののほうが人の共感を得られる気がします。なんかつい口ずさんでしまいそうじゃないですか。「ほんとうかいほんとうかい」みたいな。
別に物凄い歌唱力が必要とされるわけじゃなく皆から愛される歌声ってことですよね。そこが『そばかすの姫』の歌声にはなかった気がします。みんながアイドルの下手な歌を好む意味を考えればわかりますよね。
良い子のゲイナー君が本音を話し始めるのは凄い。
世界を操るオーバーデビルの威力というものがなんなのかってことです。