シーズン5#4まで鑑賞。
ネタバレしますのでご注意を。
怖ろしいパートです。
エゴとプライドの塊ウォルター。
ついにジェシーを殺せと麻薬組織に依頼する。
ウォルターの良心のリミッターともいうべきジェシーを殺せと命令いや思った時ウォルターはもう人間ではなくなったんだろう。
とはいえウォルターがジェシーを本気で信頼していたことがあったのだろうかとも言えるしそれを言うならウォルターが妻スカイラーを本当に愛していたのかそして家族を本当に愛していたのかなんてもうわからない。
そしてウォルターは目の前で義弟のハンクを組織に殺されて慟哭する。
口の中が真っ黒になったウォルターの顔が怖ろしい。
この顔をどこか、日本画の僧侶?か何かで見た気がして探したけどわからなかった。
達磨大師のような気がしたのだけど。ウォルターを達磨大師に重ねるのはおかしいようだけど一念を通し続けたのは同じなのだ。
しかしウォルターがハンクを殺害されてここまでショックを受けるのは奇妙でもある。
言えばウォルターにとってはハンクが生きていて彼を出し抜いていることーウォルターが犯罪を犯しているのに警察であるハンクを欺いているーが彼にとって一番の愉悦だったとしか思えない。
それにしても地獄絵図の如き第5シーズンだ。