ガエル記

散策

『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その10

世界がぐだぐだになってきた。登場人物が皆腐っていく。

 

 

ネタバレしますのでご注意を。

 

ウォルターはもう完全にイカレていて何のために動いているのかよくわからない。

スカイラーは非常に女性的というべきか、夫の正体を知って腹をくくり積極的にウォルターを保護しようと努力していく。愛情というのではないが。

 

ハンクは事故で歩けなくなったことでマリーにつらく当たる。

マリーはハンクを励まそうと懸命だがそれがかえって彼を苛立たせ暴言を吐かせてしまうことになる。

強いストレスを感じたマリーはまたもや万引きをして警察に逮捕されてしまう。

しかしハンクにはもう駆け付ける足も気持ちもない。

 

ジェシーも度重なる身内の死と自らの殺人行為でか細い神経がぶちぎれそうになっている。自宅をパーティ会場にしてめちゃくちゃにしていくことで何とか耐えている。

 

ガスも思い通りに行かないので苛立ち部下の首をかっさばいてしまう。

 

唯一自分を崩していないのはマイクだけかな。

かっこいい男。でも悲しい人だからな。

 

あとソウルは・・・・実際のとこはどうなんだろ。『ベター・コール・ソウル』ではあの事務所にはいってしまったソウルことジミーはもうすでに嫌な状況だったはずだものな。

 

ところで『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』はそこここに日本趣味がありますね。日本人は出てこないけど。

スカイラーがキモノ(?ゆかたじゃないよあれ)来てたり「勇気」って書いてあるポスターが貼ってあったり富士リンゴが好きなのは『ベター・コール・ソウル』だったっけ。

まあそんくらいどってことないだろうけど。

 

 

ガスはやはり冷静にジェシーを持ち上げることでことを解決。

一方ウォルターのプライドの高さは自滅を誘っているな。