2まで観たらつまらないかもと思っていたのですが、こちらのほうが面白かった、というのは想田監督ドキュメンタリー前にも同じこと書いた。
1より2が面白いというのは凄いことではないか。
特に本作はほんと人々が話しているのを延々観ている感じなのに面白い。
1で面白かったけど平田氏演劇を実際に観たいとは思わなかったと書いたけど2を観ていると「演劇を観たい」というのではなく「演劇をやりたい」と思うようになるのではないかと思い始めました。
特に日本人は自分をさらけ出すのが苦手な種族で自分自身もそうだけど演劇という表現方法で声を出すとか体を動かすとか感情を出していくとか対話を行うとかをやっていくのは必要なのかもしれない、と考えさせられました。
ほんの短い劇で良いのでこうした活動はとても楽しいのではないでしょうか。
学校でもなんでもいいけど演劇を通じて自己表現をするのは精神にも肉体にも浄化作用がある気がします。
とはいえ日本ではどうしても型どおりに稽古する形式になってしまいがちでそれではなく自己表現をする、でありたい。
演劇楽しそう、と思わされた本作でした。