こういう襲い掛かる男たち、って構図が横山と覚えた。
ネタバレしますのでご注意を。
これはかっこいいっ
ヨミはバビル2世に対し大勢のビールス超能力者と戦うことがお前の死を意味すると告げる。
バビル2世自身はその上でエネルギー衝撃波を使うしかない。
バビル2世はロプロスをガソリンスタンドに誘導しつっこませ大火を起こした。
ビールス超能力者も街もいっせいに燃え上がった。
ヨミ組織はバビル2世を見つけることはかなわぬまま町に着陸した。
その頃、伊賀野氏はバビル2世から与かったニンニクエキスを保安局へ持ち帰り大量生産を進めていた。
伊賀野すっかり変わったなって顔の局長
おっさんたちの呼び声を聞いて天女のささやきのように聞こえる・・・と男性諸氏は想像できるのかしらん。
ていうか・・・なぜビールス人間男ばっかりなのか???謎すぎる。ここで女性も登場したら少しは理解できたのだが・・・(体が強い者=男性とはかぎらないのでは)(体が強い、じゃなくて体が強い男性性だけに反応するビールスというべきなのか)
オデュッセウス状態のバビル2世。
でも普通セイレーンは女だよね。
かなり年配男性も混じってるし(若けりゃいいわけじゃないが)
バビル2世ってやはりもしや。
でも思いきり頭ぶつけて正気を取り戻すと
正義の少年に
次々と敵を倒すとロデムに影武者になってもらう。
壁に溶け込んでしまうロデムの能力でビールス人間を惑わせた。
バビル2世は三つのしもべを使い徹底的にビールス超能力者を始末していく。
このあたりの判断が恐ろしくはある。容赦ない少年なんだよなあ。
バビル2世にとどめを刺すのは今だとヨミは攻撃を始める。逃げ回るバビル2世に手を焼いたヨミは爆弾投下を命じた。これがバビル2世の狙いだった。
ロプロスに自分を守らせロデムにはV号侵入を命じていた。
ロデムは爆弾投下口から入りV号乗組員を倒してその男に変身した。
ロプロスとV号に押しつぶされる形のバビル2世が耐えている間にロデムはV号の各所で爆発を起こした。
バビル2世はV号に乗り込みヨミを探すがいない。
ヨミはすでにV号から出ており外からバビル2世の行動を邪魔した。
ポセイドンを操作しV号の投下口にレーザー砲を照射させたのだ。
ついにV号につまれた数百の爆弾が一度に爆発しV号もろとも辺りは破壊されつくした。
これでヨミはバビル2世が死に三つのしもべを手に入れた、と思った矢先ポセイドンはヨミを握りつぶそうとした。
バビル2世は生きていたのだ。
こうしてヨミとバビル2世は正面から戦うこととなった。
何も知らない人が見たら不思議な絵だろう。
ヨミは凄まじい衝撃波をバビル2世にお見舞いしたがバビル2世はにやりと笑った。
それを見てヨミはかつてを思い出した。バビル2世が衝撃波を吸収していたことを。
ヨミは戦いをやめ逃げ出す。
そして町を離れ山中に逃げ込み追ってきたバビル2世を虫の大群に襲わせたのだ。バビル2世はそれを焼いたがヨミは彼の疲弊を狙っていた。
さらに牛や(牛?)犬をけしかけた。殴ったぐらいでは効かないためバビル2世はやむなく衝撃波を使うことになる。疲労は蓄積していった。
追い詰められた時、ヘリコプターが近づいてきた。
保安庁の局長と伊賀野氏が来たのだ。
彼らはバビル2世から指示されたニンニクエキス入りの弾丸を獣たちに撃ち込み退治していった。
バビル2世はヨミに理由を告げ言い放った。
ほんと容赦しない少年だ。
がヨミは逃げだした。
バビル2世はヨミが基地のあるF市へ逃げたと告げ自衛隊を引き連れ後を追いかける。
そうなんだけどほんと怖いんだよこの性格。
やはりヨミの方が主人公的なんだよな。
そして育て上げたビールス人間が次々と自衛隊に撃ち殺されていくのを見て悲しむ。
ヨミは自らの超能力で自衛隊を攻撃した。
うーむ。展開がどうしてもヨミ主人公になってしまいがち。
やはり真の主人公はヨミ様。
項羽を彷彿とする最期と言えよう。虞美人がいないけど。虞よ。
騅もいないけど。