ガエル記

散策

『OVERMANキングゲイナー』富野由悠季その2

観ていくほど面白いのですがこのアニメ作品、話題にならなさすぎな気がします。

 

富野作品で好きなのの一つはキャラの多様性。

老若男女が偏りなく登場するのが落ち着きます。

もちろん富野流の偏見というか「いつものやつ」というのがあるのも好きです。

特におかしいのはいわゆる「イケメンキャラ」がギャグ的に配置されるところ。

上のゲインにしてもやっぱりちょっとかっこよすぎて笑えるんですよね。この感覚が好きです。

そして登場するアスハム君。

なんなんでしょうね。この富野イケメンキャラへのふざけ方w

 

もちろんいつも主人公が好きです。

OPでかっこよく銃を構えるシーンがまったくカッコよくないのが凄く良い。でもフィギュアスケートは抜群に上手いというw

そして女子チーム。

日本製アニメでいつもひっかかるのが女性キャラになってしまうのですが富野女子はいつも大好き。

無論ヒロイン・サラ・コダマも素敵です。

これまでの主人公のお姉さん的保護者枠ではなくむしろ普通にヒロイン枠なんだけどまじでかわいいのはどういうことか。

そりゃいつもの悪女タイプは健在。

アデット・キスラー。

美女もギャグ要員。

というか大人がギャグ要員なのか。

その極め付きがなんといっても

ヤッサバ・ジンでしょう。

なんといっても出だしパートで最も涙を誘い活躍したのが彼ではないかと思っています。

壮年男の哀愁というのか。男の美学を生きるのがなんと虚しく愚かしいことかを教えてくれましたね。

 

そして忘れてならないのが彼。

キングゲイナーかわいい。

でもこの角度だと魅力がイマイチ伝わらないな。

 

こう?

つまりふわふわのドレッドヘアがチャームポイントです。

 

でもみんなのアイドルはこのふたりよね。

 

シベ鉄コンビ。エンゲ・ガム&ケジナン・タッド。このふたりがいるから他の人たちが救われるね。

 

となんだかんだ言ってても結局ゲインが好きです。OPだけで良い。