『ガンダムシリーズ』ⅠⅡアムロ・カミーユが続けていじけひねくれキャラだったのがⅢのジュドーで男の子らしい前向きキャラになったわけです。
妹思いで生活力があってきっぱりした主人公で作品も今のところ明るく楽し気に進んでいきます。
35年以上も経ってから初めて観てみればなかなか面白いのですがガンダムⅠⅡから続けて観ていたらこれまでとのあまりの違いに戸惑っていたでしょう。
特にゼータはファーストより深刻に暗かったのが反動で明るくというよりギャグに走っている感が強くて笑ってしまいます。
しかしこの笑い感もやはり富野節の一つとは思うのですよね。
思えば『Gレコ』にもそのギャグ感はしっかり続いていたではないですか。
でも本気で面白いですよ。うわ今ブライトさんがハサウェイ思い出してしんみりしてる。『閃光のハサウェイ』に続く。
そしてここで「ママから言われたからな」という台詞が入るのですがこれはもちろん『水星の魔女』での母親からの洗脳に続くものですね。
新しい作品がこうして富野世界を継承していっているのだなと改めて思われます。
キャラ・スーンは『オルフェンズ』のカルタを思わせます。