第8~10話
チャールズとカミラの出会いと恋。
マーガレット夫妻の不倫騒動。
現代王室のスキャンダルをここまで描いてしまうとは、日本の事と重ね合わせれば考えられもしないことです。
特にマーガレット王女の話は女性のエピソードとして破格に過ぎるものでしょうけどそれをエリザベス女王との姉妹の物語として収束させていく手段はとても上手く共感させられました。
チャールズとダイアナの結婚を知っている者たちにとってはカミラさんとチャールズの不倫話はえっと驚くものだったはずです。
カリスマ的アイドルだったダイアナ妃の見惚れる美貌と違ってすでにカミラさんは年齢も経ていた上に美女とは言い難い方でありました。
しかし誰しも「以前」というものがあるわけでした。
そして愛する者たちを引き裂くとどういうことになるのか、という歴史はくりかえされてしまいます。
現在の王子たちの選んだ相手がそれまでの王室が望むような肩書ではないとしても出来得る限り受容されてきたのはそういうことなのでしょう。
などと思ってしまいました。
それと比較して日本人の一部の人たちは・・・・まあこのドラマを観るべきと言いたいのですが、観ても理解できない方々であることは確かでしょうね。