ガエル記

散策

『時光代理人』#12「光をくれる人」

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最後の最後まで凄い引きでした。

これで二期確定していなかったら死にそうです。

日本語放送の心配をしている向きもありますがいや必ず二期放送はbilibiliで直接観る所存です。今ちょいと予告編観てきました。

www.bilibili.com

声も聞けた。

 

 

 

ネタバレしますのでご注意を。

 

 

 

ここにきてこのストーリーの核に触れてきた感じ。むしろ二期こそが(中国語だと二季だけどシーズンなんだからこっちが正しい?)というか二期から本格的に始まるのだろうか。

 

ところで中国発のアニメである本作を紹介する文章があったのですが「BLではない」という一文がありました。

こてこてのBLだとどうしても視聴者枠が狭くなってしまう、という思惑もあるのでしょうか。せっかくここまで本格的タイムSFを描いていながらBLというカテゴリにしてしまうのはあまりにも勿体ない、ということでBL要素を無くしたというテイなのでしょうか。

しかし私のようなBLという言葉がなかった頃の腐女子連としては本作こそが極めつけのいわゆる「BL」であると申し上げておきます。

 

もちろん視聴者の皆さまのコメントを見ればどなたもちゃんと「BL」カテゴリだと理解なさっているようですがw

李豪凌監督はこれまでずっとBLアニメを製作されていてそれらはまさしくBLらしいBLなのですが他のずぶずぶなBLと比較すればかなりソフトな仕上がりになっていました。

(日本のBLはあまりにもハードコアなので)

それもあって私にはとても見やすくありがたかったのですがなんといっても名前の日本語読みが受け付けにくいという変なところでのつまずきがありました。

 

本作はさらにBL要素を隠していますが誰がどう見たってヒカルとトキが特別な関係であるのはわかります。しかしそれを今までのようには表現しないのがさらにときめくのではないでしょうか。

二次創作でしっかりそのあたりは描かれているのでしょうし。

 

そして今回(というか実は第一話から登場していたわけですが)ふたりの間に入ってくるライバル要員が現れるわけです。

第一話から犯人と思しき男が妙にイケメンなので「怪しい」とは思っていたのですがやはりそう来ましたか。

 

李豪凌監督作品は純真で可愛い黒髪を知的で綺麗な白髪が一途に思っていてそこに別のイケメンが割り込んでくる、という設定のようで私も好きです。

 

私は決して嫌いではないのですが中国アニメはなぜか古装ものでないといけないみたいな感があるのですが(もしかしたら日本側がそれしか輸入してないのか?)本作でおもいきり現代中国舞台のSFアニメが日本で放送されたのは嬉しい限りです。

BLではない、とされながらもBL風味であるのもよかった。

 

と違う話を延々してしまいました。

 

 

とにかくファーストシーズン最終回。

タイトル通りです。

いつものように出会ったひとをなんとかして救おうとするトキ。

死んでしまったエマをもう少しで助けられそうになった瞬間様々なことが重なりすべてを覆してしまいます。

「やっと本当の友人ができる」と奇妙な言葉を放つ仮面の男はいったい何を考えているのか。

セカンドシーズンを待つしかない。つらい。