ガエル記

散策

『カリスマ』黒沢清

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はまりました。

難解で一つ一つの場面に何らかの意味があるとかどうでもいいと思うほどにおもしろかったです。

なんですか、この奇妙な感じ。

登場人物は非常にごくあたりまえの日本人 としか見えませんがあたりまえであればあるほど奇妙で不気味でおかしいのです。

ということはあたりまえの日本人というのは奇妙で不気味でおかしいということですね。

 

本作のカリスマのなんとみすぼらしいことでしょうか。

しかし人間はそんなものに価値観を見出し争うのです。