泣けてしまう。
ヒーローは出てこない。
これは物語の前の物語なのか。
そんなことはあり得ないのだ。
ネタバレしますのでご注意を。
予告の時は中国俳優のチアン・ウェンと香港俳優のドニー・イェンそしてメキシコ俳優ディエゴ・ルナ、美貌のマッツ・ミケルセンが出演するというのだけが気になっていた本編ですが観始めるとそれは特別なものではなくなっていました。
主人公のジンはデススターの設計者の娘、というだけで特別な力を持っているわけでもなく他の人物にも超能力はありません。
長い間謎だった「デススターの設計図は何故手に入ったのか?」の答えを描いた本作にはそこに携わった名もなき反逆者たちの命が捧げられていました。
私たちの歴史の中でどれほど多くの彼らがいたのか。
それを思うと泣けてしまうのです。
あまりにもセンチメンタルではありますが少しくらい泣いてもいいのではないでしょうか。