ガエル記

散策

『キャシアン・アンドー』その3

再鑑賞始めました。

 

どーせ一二度観なおしたからと言ってすんなり頭に残るわけじゃないのはわかってます。

少しはつかめているでしょうか。

『アンドー』しかし凄い作品です。

私は思いきり『スターウォーズ』世代でep4最高ですが『ローグワン』そして『アンドー』はその次点というかこの作品を作るためにSWは生まれたのではないかとさえ思っています。

確かにSWが生まれなければ『ローグワン』『アンドー』は生まれ得なかったのでしょうがしかし逆に言えばあらゆる作品に『ローグワン』が存在するのではないでしょうか。

物語には常に過去があり歴史がありその物語を生み出す元があるのですから。

『アンドー』はどんな作品からも作ることができるのです。

とはいえ言うのは簡単実行は困難です。

「デススター」の設計図がどうして手に入ったのか?という疑問から『ローグワン』が想起されそしてさらに『アンドー』の道へ入っていく。

アンドーを演じるディエゴ・ルナはそれほど有名俳優ではないだろうし可愛げのある顔ではあるけど見惚れるほどの男前でもなく小柄で痩せてていて頼りない感じにしか思えない。

私がすぐ本作には入れたのは彼をもともと知っていたからで『天国の口、終わりの楽園』から好きだったからでもあるでしょう。

むしろそうした普通の若者的なイメージだったからこそアンドーを演じる意義があるように感じます。

 

そして帝国軍側の普通の人=シリル・カーン。

観ていくほど気の毒な人物です。

通常ならアンドーの対比としていかにも極悪なキャラクターが配置されるものですがむしろアンドーより悲しい境遇にも思えます。

検索してみたらSNSではかなり人気だとかw

みんないわゆるかっこいいキャラよりこうした共感できるキャラを観たいのかもしれません。