ガエル記

散策

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 その4

今回冒頭ではっきり『水星の魔女』イコールべネ・ゲセリット説が証明された(気がします)

べネ・ゲセリットはフランク・ハーバート著『DUNE 砂の惑星』に登場する魔女製作委員会(勝手に名付けただけですが)による魔女養成学校システムのことであります。

しかし本作の学校は全員を魔女にするわけじゃないようですが。その才能を探している可能性はあるはずです。

本作での「魔女」は「ガンダム乗り」を意味しているのは間違うことなき、でありますが「もう一人の魔女」がエラン君を指しているとすれば魔女は必ずしも女性ではない、というややこしい話にもなります。

 

ところでべネ・ゲセリットにおいて魔女は女性なのですが男性の魔女がクイサッツ・ハデラッハとして出現する物語を『DUNE』は描いています。

『水星の魔女』の中でそうした存在が現れるのか、エラン君がそうなのか。

気になるところではあります。

とはいえスレッタの母親はDUNEのジェシカをイメージしていると見えるのでやはりスレッタ自身が女性のクイサッツ・ハデラッハだと考える方が妥当な気がします。

 

エラン君がスレッタが自分とは違うと思うのもそういうことなのかもしれません。

エラン君が「普通の魔女」でスレッタが「特別な魔女」だということです。主人公なのだからこちらが良いのかも。

 

という自分勝手な『水星の魔女』=『DUNE』考察でした。