読売新聞 今日5月18日の人生案内です。
これを読んで「いったいこれは本気で相談しているのだろうか?」と驚きました。
悩み事相談というのはほぼ酷い目にあっている人の相談なわけです。
この相談主自身も酷い目にあっている、という認識でこの相談をしている、という事なのでしょうがこの文章とてもまともな感覚の人間だとは思えません。
50年前に離婚した理由も「肩幅が広くて男のようだ」と嫌気がさして、無視することで妻が家を出ていくように仕向けるとか信じられないものですが、「今思えば非情なことをした」と悔やまれるといって自分が善人になったことを示したがっているのが見えます。
なのにその口で「今の妻は非常にきつい性格で言葉遣いが悪く争いの日々です」などと言い放つ。
まったくなにが悪いのかこの男性は理解していないのですね。そして結局申し訳なく思っているのは自分の老後のことだけという身勝手さに開いた口が塞がらないとはことことです。
回答者の方、いつも言葉が強くてあまり好きな方ではないのですが、今回はびしっと釘を刺してくれてまあまあよかったです。
それでも本気で「どのような償いの心構えで生きていけばいいのでしょうか」と問うのなら、今のきつい性格の奥さんに償いの気持ちで仕え従っていけば良いのではないでしょうか。奥さんが優しくなってしまうほどに徹底的に愛情を注いでみたらいいのでは。
そんなことできない、というのであればやっぱりあなたは心底反省はしていないのですよ。