ガエル記

散策

マンガやアニメで知ったこと

ツイッターでいいねをするのはほとんど可愛い動物・猫犬鳥爬虫類やら虫やら。

一方、差別や虐待や日本が世界がどんどん悪化していく実況のツイートを読むのはやめられない。どうしたらいいのかと思い悩みつつも何もできずにいる自分自身を罵倒するしかないわけです。

そして可愛いものたちを見る事でなんとかこころを慰めている。

 

たぶん同じような人たちがいっぱいいるのではないかと思っています。

 

性差別、人種差別はどうしてなくならないのか。ますます激しくなってきているように思えるのか。

こどもへの虐待、いじめ、性暴力、なんとかせねばという人の声が多いのにもかかわらず改善されていく気がしません。

 

テレビでもネットでもそうした報道ばかりがされているようです。

 

小さなころから「一番大切なのは世界の平和。人々が愛し合い支え合うそんな世界を築いていこう」というマンガやアニメばかり見て来た気がするのに世界は反対方向へと向かっている気がする。

私が幼いころから繰り返し何度も何度も観たアニメ『アタックナンバー1』では(当時あまり知らなかった国の)韓国チームの崔さんが主人公の鮎原こずえに試合で負けた後で練習に協力するというエピソードがありました。

どうして、と問うこずえに崔さんは「同じアジアの仲間じゃありませんか」と言う場面が記憶にあります。フィクションのアニメの話ですが私はずっとこの記憶が残っていました。これはアニメの作り手の希望だったのだと思っています。

 

少年マンガはあまり外国人との交流をしてこなかった媒体ですが、少女マンガは昔から(昔のほうが多く?)そうした国際的な表現が多くありました。

ちびまる子ちゃんでも外国の友達ができる話が幾つかありますね。

 

アニメやマンガで子供の頃から親しんできた記憶は根強く残るものだと思います。

そうした子供たちへの作品を作る作家さんたちの思いは重要で大切なものです。

 

私たち世代の少なくとも女子はそうした教育をマンガやアニメでずっと受けてきた、と私は思っているのですが。

悲しいことに男子は少女マンガを読んでなければあまり教育されてないのかもしれませんが。

 

あまりにも関係がガタガタしている昨今思い出してしまいました。