日本では大きな自然災害が次々と起こっているように思えます。そのたびにTVに映し出される被災地での避難場所の光景がいつまで経っても昔とまったく変わらないのはどうしてなのでしょうか。
体育館に大勢が集まって雑魚寝をするという避難方法はもう何十年も前から同じようです。災害がほとんどなくて考えることがなかったというのなら判りますが大規模な地震をいくつも経て台風や水害などが頻繁にありこれからも続く恐れはあるのですから、被災地の報道があるたびにどんどん状況が改善されていくのが目に見えてわかる、というようにはならないのでしょうか。
簡易ベッドやテントのような考え付くものですらいまだに活用されることはないのは不思議さえ思えます。
これほどまでに被災して避難生活をしなければならないことが日常化しているのですから万が一ではなくいつでも避難生活するのが当たり前、くらいに準備をしなければならないのです。
むしろ避難生活楽しいね、くらい充実した避難状況が作られてもいいのではないでしょうか。
イタリアは火山が多く日本と同じように地震などの災害が多いそうですが、その対策がこのようになされているとは私はまったく知りませんでした。
「外国では・・・」という話をすると不満を持つ人も多いようですが、被災という苦しい状況への対応ということなのですから良い情報は最大限利用して悪いわけはありません。
「オリンピックなんかをするくらいだったら」という愚痴もまた出て来てしまいそうですが、実際オリンピック時に被災したら外国からの訪問客の方々にどう対応するのでしょうか。その場合だけ最新型の避難場所という対応がされるのでしょうか。
毎年襲ってくる「台風」の被害もますます大きくなってきているという日本の状況です。
科学が発展したと言っても自然災害は防ぎようもないのが現在ですが、避難場所の進歩はもう少しできるはずだと思うのです。
被災して避難しても居心地の良い場所を迅速に用意できる、トイレや食事にもなんの不安もない。
被災したストレスを感じるどころかいつもと違う体験ができてむしろ楽しい、そんな避難ライフを満喫できる日を待ち望みたいです。
私はいつも「図書館に避難出来たらいいなあ」といつも思ってるんですが。寝ては読書三昧。夢です。