九州住みなのですが、昨晩は久しぶりに台風で怖ろしい体験をしました。
といっても寝台の中で寝ころんだまま強風で家が吹き飛んでしまうんじゃないかという恐怖と戦っていたというだけですが。
私はここ数年早寝(ほぼ9時ごろ)して早朝起きて自分の時間を過ごす、という習慣になっているうえに昨晩はその時間前に台風が近まって数度停電もするしすぐそばの窓がガタガタいうし起きてなにかする気力が削がれていきました。
といってもどうせ就寝定刻に数分後なってしまうし、もう寝てしまえと早々ベッドに入り込みました。
寝室のベッドに寝そべるとどういうものか少し気持ちは落ち着いたのですが風はますます強くなってきます。100年以上の古い家屋に住んでいるせいもあって家のあちこちががたがたがたがた震えだしてきて生きた心地がしません。
風は通り過ぎたかと思うとすぐに吹き返してきて私は台風のぐるぐるしている図柄を思い浮かべながら「あああの図柄は確かなのだな」と理解できました。
物凄い風が家を押し上げミシミシ言わせ去ったかと思うと「もう済んだと思ったのか」とばかりに家に体当たりしてきます。
古い家はそのたびにみしみしみし部屋の中の脆そうなガラス戸がきしみだします。
私の住む場所は九州でも比較的台風の被害が少ない場所なのですが、やはり時折こうした怖ろしい体験をさせてくれます。
自然の脅威を知ることは大切ですが、家が破壊されてしまうかもと思わせられるのは本当にもう勘弁してほしいものです。
9時くらいから恐怖と戦ったのは2・3時間ほどだったのでしょうか。
いつのまにか眠ってしまっていました。
目が覚めると不思議なほど静かです。
とりあえず家の中の損傷はないようでした。
神様、自然災害の恐ろしさ、体験させていただけて感謝いたしますのでもうこれでおしまいにしてくださいとお願いいたします。