ガエル記

散策

地球温暖化が良い方向へ作用する国

machidatimes.jugem.jp

毎回楽しみにしていますマチダタイムスさんのブログ記事。

 

というか以前は楽しみにしているブログが色々とあったのですが、今ではマチダタイムスさんくらいしか習慣的に読んでいなかったりするのはいったいどういう流れなんでしょうか。

 

ところで今回のマチダタイムスさんの記事はタイトル通り「風呂に入りに韓国へ2019」という内容で、氏の韓国旅行を記述されたものでした。

その中で一番驚いたというか引っかかったというか思わず「んんん???!!!」となったのは韓国イケメンの話でもなく韓国は消費税がなくていいな、でもなく最後の風呂場のイケメンでもなく(それはオッケーなのでしょうか?w)

 

2)気候がいい!

 10月は寒いかなって思ったんだけど、滞在中ずっと好天。からっとした秋晴れ。多分、温暖化がいい方向に作用している。

日本ってここ数年、年間のほぼ数日を除いて1年中不快だと思いませんか?日本は四季があって温暖とか過去の話です

 

これは「まじか?」となりました。

 

まったく旅行などできない生活を送っているので確かめようもない私なのですが、想像すらしなかったのはちょっと悔しいです。

確かに日本はもともと比較的穏やかな温暖な気候の島国で過ごしやすく、韓国は半島に位置しているのですが大陸からの影響を受けてしまうので特に冬はの寒さは厳しいものだと聞いていましたが、温暖化が作用すれば一番辛い(であろう)寒さは和らいでくるわけですね。

他の季節への影響はまた報告を聞かなければ判らないわけですが、韓国の移り変わりが気候にも表れているのかと唸ったわけです。

 

韓国旅行に行った人が必ず言われるのが「韓国ではみんな親切で反日なんてまったく感じなかったよ」という言葉はマチダさんも言われているわけで、本当に日本の嫌韓というのはいったいなんなのだろうかと惨めな気持ちにさせられます。

自信が無くなると誰かを悪く言うことで消えそうな自尊心をやっと保てる、ということなのでしょう。

韓国が日本より経済的にも政治的にもまだまだ弱い、と思いこんでいた時はある程度鷹揚に構えることができた(というのも違うかもしれませんが)すでにあらゆる面で追いつかれ追い越されてしまったと感じて慌てて罵声を浴びせることで自分たちのほうが偉い、と自分たちに言い聞かせている日本人たちの惨めさを見ていなければならないのは辛すぎます。

韓国の物価が高くなっていた、ということが経済の成長ですし、年寄りや困った人に優しいというのは日本人が失ってしまった美徳を彼らは持ち続けていることなのでしょう。日本人が「弱者への優しさ」という美徳を持っていたかどうかは疑問ではありますが。

マチダさんのブログ記事ではありませんが、私がこれも驚いたのは韓国の女性の権利が物凄いスピードで是正されていっていると読んだことです。

日本以上に男女差別が酷い、という話を聞いていたのが短期間に変わってきた。男女性差別に関しても韓国は日本をとっくに追い越してしまったようです。

 

そして気候までも韓国のほうが改善されてしまったのか、という情報にもはや苦笑するしかない気がします。

日本は経済でも人徳でも気候でもすべて劣化の坂を転げ落ちていくしかない時期にいます。

「時期」と書いたのはせめてもの自国への愛着と憐憫でしょうか。

この時期を過ぎれば、この時期を耐え抜けばなんとか再び坂を上っていくことができるのでしょうか。

このままではいけない、と気づくことができるのでしょうか。

「愛国」とは隣国を罵ることではなく良き関係を築けるように努力し、国内の弱者を助け皆が幸福になって優しい国になれるように考えることではないかと思います。

 

その道にたどり着くことはできるのか、私たちは探さねばなりません。