ep7『フォースの覚醒』にスターウォーズの破壊だとがっくりし脚本最悪ではと本シリーズに失望した私ですがep8『最後のジェダイ』は一転こちらはマジで面白いと思ってしまいました。
監督J・J・エイブラムスとライアン・ジョンソンの差異なのでしょうか。
ネットにあがっている記事を見ると本作は賛否両論、是非が半々みたいですね。amazonでは悪評ばかりのようでしたが私はep8好きですし、7のように脚本が悪いとも思いません。
何度か観返してみたいと思っています。
『スターウォーズ』は常に『デューン砂の惑星』の影響を受けていると思ってきましたが本作もまた共通するイメージを持っています。
惑星の上に軍艦がいっぱいに浮かんで攻撃待機している。
主要メンバーが年老いた姿で登場する。
超能力を持った指導者が世捨て人となる。
そうしたスターウォーズの基盤もきちんと踏襲しつつ新しい段階へと進んだことをしっかりと感じさせられました。
可愛いキャラが登場するのも笑いが多く入れられているのも堪能できます。
レイとカイロ・レンとの対話、レイのフォースの探求も興味深かったです。
レビューで大きく批判されているローズとフィンの活躍、というか活躍していないじゃないかという批判なのですが、片方で巨大なパワーを持つ選ばれし能力者が戦い、片方で底辺というのか一般人であるふたりも決死の戦いをしているという構図はとても良い配慮だと感じました。
私がep9を観ることができるのはもう少し後になってしまいますがそれまでもう少しこのシリーズを再観して待機しておくことにします。