再鑑賞です。
昔見た時よりも今観て「これ凄いのでは」と思えてしまう作品です。
ホラーというカテゴリですが極めて独特で恐怖というより製作者が気が狂ってる(誉め言葉)としか思えません。
ヒロインのスージー・バニヨンを演じるジェシカ・ハーパーが日本人好みに丸顔で可愛いのも相まってヒロインに共感しつつ観られるのも含め不思議世界を彷徨う感覚の映画です。
どちらかというとアリスインワンダーランド的な作品なのでしょうか。
陶酔感のある単調なメロディ、赤を基調とした強烈な色彩が溢れる映像、不安定で謎に満ちた若い女性の感覚を再現したかの如き映画なのでした。
今更ですが、素晴らしい映画作品だと思いました。
あと幾つかアルジェント作品を観てみようと思います。