こんな面白い映画だったのか!と唖然として観ました。
何度も観なおしてみたいと思います。
ネタバレですのでご注意を。
裏切り者とされるユダが実はイエスの最も忠実で深い関係にある弟子であり友人であるという解釈は素晴らしいと思えます。
クリスチャンから作られる物語は繰り返しイエス・キリストの謎を問うものであり続けましたしこれからもまた数えきれないほど問われ続けていくのでしょう。
彼はどうして存在したのか、どういう風に奇跡をおこなったのか。
彼の周囲の人たちが彼とどう関わってきたのか。
スコセッシのこの物語は遠い過去の遠い場所ではなく現在の物語なのです。