ガエル記

散策

-Dave & Ali-オカルト陰謀トーク-#18から#24

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関連して思い出すマンガがいろいろあります。

まずは萩尾望都の「あそび玉」超能力が禁じられている国(?)という話です。ビー玉遊びをしているうちにそのビー玉を動かせることに気づく少年を見た教師と政府の役人は「これは超能力を育てているようなものだ」として少年を両親からとりあげます。そして少年は・・・という話。これもアニメ化してほしいのにしてくれない。

そしてもちろん同じく萩尾望都の『スターレッド』リン氏が怒りで関係ない外国のコンピューターまで破壊してしまうほどの念力を持っているっていうのが似ていますね。

 

そしてちょっとそれますが話に出てきた「赤い旅団」私は知らなかったのですが単純に『ハンター☓ハンター』の「幻影旅団」とかぶってちょっとときめきました。折りしも超能力の話なのもあって超能力反社集団=幻影旅団ですしね。旅団って響きかっこいいです。

 

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アメリカマフィアの話はおもしろいけど日本のヤクザの話ではそんなに面白い、というのはない気がします。私が知らないだけかもしれないし好みもありますが。

というか政府+ヤクザ+陰謀という話を面白く語った話がないからなのか。

マフィアの話は面白いんですよね。

 

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この「スレンダーマン」の回は非常に興味深いです。

 

まず珍しくアリとデイブおふたりがスタジオを出て街の風景が見えるレストランで語り合っているという背景もステキです。食器の触れ合う店の音がはいりこんでくるのもいい雰囲気ですね。

「スレンダーマン」というまったくのフィクションが現実の事件となっていく様子から人間の精神性そして国家の在り方まで語っていくアリ・モリイズミの切り口は聞き逃せません。

 

このスレンダーマン殺人事件は私も以前ネットで読んで驚きました。

ある人が作った架空のスレンダーマンという映像に興味を持った人々が少しずつストーリーをつけていく、いわば「都市伝説」を不特定多数が築き上げていったわけです。

当時12歳の少女二人はスレンダーマンの仲間になりたいために同級生の少女を殺そうとしました。

同級生をナイフで滅多刺しにした二人の少女は「スレンダーマン」が架空であったことはわかっていたにもかかわらず「スレンダーマンに会えるかもしれない。私たちを認めてくれるかもしれない」という奇妙な願望をもってしまったのです。

アリ氏は「しかし現実にぼくらの世界は虚構でできている。国家も通貨もそれは人々が虚構だと知りながら皆で信じることで成り立っているのがぼくらの世界なのだから」と言います。

その理屈でいえば皆が信じればスレンダーマンも存在する、ことになるのです。

例えば大統領もアイドルも皆が作り上げた虚構にしかすぎません。本人は単なる一個人にすぎないのに「こうであってほしい」という願望によって特別な存在となるわけです。

「スレンダーマン」の回は特別に皆に観て欲しい動画ですね。

 

 

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アメンホテプ4世が登場してきて驚きました。

というのは私は若き頃森本哲郎の著書にけっこうかぶれていたのです。氏の著書に『そして文明は歩む』というのがありますが、この中で氏はアメンホテプ4世を弾劾しているのです。

森本氏は明らかに多神教を良しとしていて一神教を悪とする信念があります。

ところでエジプトの宗教はずっと多神教だったにもかかわらずアメンホテプ4世はアトン神という太陽神ただひとつを崇めることにし自分自身も「アクナトン(アトンの影)」と名乗ることにしたのでした。

 

フリーメイソンは西洋人によって組織づくられたものです。彼らには多神教ではなく太陽神のみをあがめたアメンホテプ4世はシンボルにしやすい存在だったのかもしれません。

しかし若き頃森本哲郎氏によって「悪の一神教」を吹き込まれた私はアメンホテプ4世がシンボルの組織ってどうも怖ろしい気がしますw

今でも一神教よりは多神教のほうが納得しやすく思えるんですよね。だって八百万の民だし。

 

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アリとデイブが登場しないスピンオフ企画2回だそうです。一応聞いたのですが私としては若干退屈してしまってコメントに出ているように面白いとは思いませんでした。

でもとりあえずのっけておきますw