私の周迅歴は結構長いのです。後追いではあるのでしょうが映画なら『ふたりの人魚』TVドラマでは『橘子紅了』を夢中で観ていました。『橘子紅了』は日本語版は出てないのですが『如懿伝』似通う面白さがある作品で今からでも出して欲しいものです。
少女期の周迅ちゃん。可愛いです。
検索したら自分のブログが出てきましたwそりゃそうですね。日本人ではそんなに観ていないでしょうから。
2005年となっていますからそのくらいからは見てきたということですね。中国語を勉強したわけでもないのに辞書を引きながら鑑賞していました。
この頃のブログ記事を見ると今よりはるかに体力も集中力もあるのがわかります。
今はもうこんなに書けません。
さて本作の記事です。ネタバレしますのでご注意を。
11話途中まで鑑賞。
如懿への寵愛を隠さないと誓った皇帝はしかも如懿の誕生日に「なんでも願いをかなえよう」と言いながらその願いを聞いた途端激しい怒りを表して出て行ってしまう。
如懿の願いというのは皇帝の今は亡き生母への孝行だった。
皇太后ニオフルは皇帝の育ての親であり実際の生母はたった一夜だけ前皇帝と同衾した女官にしか過ぎなかった。何の位も持たないまま亡くなった生母を母とは認めることができない皇帝はしかし心の奥に親不孝の棘となって彼を苦しめていたのだ。その棘を抜いて差し上げたいと願う如懿の思いやりは逆に皇帝を苛立たせ怒らせたのだ。
一変して寵愛を失った如懿に対して周囲は冷酷になる。
後宮の世話を賄う宦官たちは手のひらを返して如懿の住む延喜宮への食べ物・着物などの届け物を格下げし滞らせる。
如懿の侍女の中でも気の強い阿箬は不満をぶつけるが如懿は仕方ないこととして受け入れる。
一方皇帝は密かに如懿の思いやりを考えていた。忠実な宦官・李玉の助言もあって皇帝はついに自分の親不孝を認め今は亡き生母への追贈を決定する。出自を疑われないために前皇帝に関わったすべての女性たちへの追贈としての配慮ではあったが。
皇帝の思惑を見通している皇太后はそれを受け入れながらもその行為が如懿の立場をますます追い詰めていくことを予感する。
この頃、慧貴妃はまだ子供ができないことを悲嘆し侍女の助言を受けて母親を亡くした長子の養母になりたいと願い出る。
皇帝は軽薄な慧貴妃が養母には向かないと危ぶむ。
が、後継者の筆頭である長子・永璜の腕に傷を見つけた皇帝は養母を皇后から移す決意をする。
永璜が求めた養母は如懿であった。