ガエル記

散策

『如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜』7

21話まで鑑賞。

やめられない面白さです。

 

ネタバレしますのでご注意を。

 

 

 

我が子を殺されたと思い込む玫貴人に鞭打たれ儀貴人には刺し殺されそうになる如懿。

ニオフル氏は皇帝に「早く如懿の処遇を決めよ」と冷宮へ送ることを勧める。その言葉に込められた意味があることに気づく皇帝は自らも行動を改める。(という判断でよろしいかな)

そして如懿を裏切った阿箬を寵愛し慎常在から慎貴人にまで昇格する。

 

如懿は慕ってくれる惢心だけを伴って冷宮へと赴く。

そこは荒れ果てた寂しい場所だった。

 

言っちゃなんですが冷宮描写がなかなか乙です。

なんだか妙に高ぶるものを感じてしまいましたw

良いですねえ。

夜になると冷宮に住む見捨てられた元寵姫たちが悪霊のような姿で登場し気分を盛り立てます。

これはアトラクションとしてとても良い企画なのではないでしょうか。

しかし悲しいのはあてがわれる食事が黴がはえたような粗末な代物。

ところが決して挫けないのが如懿です。

危険を顧みず訪ねてきてくれた海蘭をとどめた凌雲徹の声かけがきっかけとなり刺繍を売って金儲けする決意をする。

 

なんだか冷宮に行って急に活気づいたように思えますw

やはり後宮のどろどろした関係性より貧困から立ち上がろうとする意気込みのほうが楽しいのですね。

凌雲徹とのその後を知っているだけにこういう出会いだったのか、としみじみしています。

 

如懿に無事を伝えるため凧揚げをする海蘭。第二皇子の喘息が酷い時になんという不遜な態度かと皇后・慧貴妃・慎貴人(阿箬)に𠮟りつけられ罰則を与えられてしまう。

激しい雨に打たれて海蘭は涙を流す。