安定の中華時代劇に戻ります。
安定のと書いたもののwowowで放送中の本ドラマ、どう思うかはわからないのでやや不安ではあったのですが案外すんなりと入り込めてしまいました。
ネタバレしますのでご注意を。
なんといっても『瓔珞』で実らぬ恋のまま終わってしまった令妃と少爺があまりにも気の毒可哀そう、という意味で作られたのやもと思ってしまいます。
まあまだどうなるのかはわかってはいませんが。
とはいえここでも瓔珞役だった呉謹言は下働きだが知性溢れる才女であり傅恒役だった許凱は皇帝お気に入りの孫皇子というこちらでもお坊ちゃま役として登場しています。やはり『瓔珞』でのイメージをそのまま持ち越してのドラマ作りでしょうか。
バンバン刑が執行されるので恐ろしい。
皇太子も良い人なのですが「太っているのはまかりならん」とダイエットを命じられるという厳しさ。
ここでヒロイン・姚子衿をはじめ尚食局新入りの厨師たちが肉を使わずに美味しく食べられるダイエット料理にとりかかる。
料理が本当美味しそうで食欲増進しそうです。
そしてなんといっても様々な知恵が披露されていくのが楽しい。
『瓔珞』を私は「前半は物凄い面白さなのに70話の最後15話ほどで腐ってしまった。惜しまれる。前半の丁々発止のやりとりがなくなってしまった」と残念がったのですが本作はそれを慮ってか40話になっています。やはりこの長さが緊張の限界なのかも。
そして後宮ではなく女官としてのほうが才能が発揮できるということなのかもしれません。姚子衿が今後どうなるのかは予想不可能ですが。
しかし『瓔珞』が長すぎた問題はやはりあったのかもしれません。
今wowowにて第4話まで鑑賞しましたが幾人か『瓔珞』でも観た顔があったようです。
侍医はあの葉天士さんだったのでは。確かに私もあの人をもう少し見ていたかった。
いろいろと『瓔珞』を押さえ是正されているかのような『尚食』です。瓔珞に匹敵する姚子衿の活躍観ていきたい所存です。