ガエル記

散策

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その3

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia

エピソード8まで鑑賞。

 

 

ネタバレしますのでご注意を。

 

 

 

『瓔珞<エイラク>』スタッフ作品ということで『瓔珞<エイラク>』で見知った顔と再会できてうれしい。

特に瓔珞の義兄・袁春望(王茂蕾)との再会は嬉しかったです。

あとあの作品で小悪党だった彼はここでも小悪党でしたw

 

鳳台と細蕊との厚い友情が描かれていきます。

細蕊が座長を務める水雲楼は資金繰りで困窮していました。細蕊は随一の役者ですが劇団経営者及びリーダーとしての素質はぐだぐだなのでした。

そこへ大富豪であり権力者曹司令官の義弟という鳳台が現れ細蕊に惚れ込んで親友となる夢の展開があったにもかかわらず細蕊の頑固さは簡単に崩れない。「君子の交わり」を求める細蕊は鳳台に安易に頼ることを拒むのでした。

座員たちはやきもきするものの座長の意志を変えることはできずついに水雲楼は元居た町に戻ることに。

あわやというところで偶然にも鳳台と遭遇し顛末を知った鳳台は水雲楼の出資者になると宣言。

さすがに細蕊がなんと返事するかはらはらしました。

細蕊も鳳台の友情を感じて折れ彼をパトロンにすることに同意したのでした。

ここまでの道のりの大変なことよ。

とはいえやはり細蕊の気持ちもわかるし鳳台もそこまで友情を神聖視している細蕊により信頼を持っただろうと思わされるではありませんか。

 

そして一方鳳台自身も己の進む道を模索していきます。

まさかあの老人の戯れ歌が鍵になるとは。

商売に必要な道を建設したいのですがそのために雷家を訪問する鳳台でしたが注文の際に「自分が壊したい時に破壊できるようにしたい」と。

勿論この注文が後で重要なカギになるのでしょう。

怖いな。