ツイッターで
#好きな邦画とりあえず9本
というのをやっていたのであまりこういうの考えていなかったのですがとりあえずやってみました。
結果
ユメノ銀河
悪夢探偵
CURE
天国と地獄
獄門島
田園に死す
八甲田山
赤穂城断絶
戦場のメリークリスマス
順番に意味はありません。
とはいえ一監督に一作品という感じになってしまいますしさっと考えての答えなので物凄く大切な何かを忘れている気もします。
しかしまあ好きな作品には違いありません。
『ユメノ銀河』石井聰亙
浅野忠信がとても美しく妖しい男、というかんじで印象的でした。石井聰亙監督は『狂い咲きサンダーロード』を挙げようかとも思ったのですが既出でもあったしこちらがちょっと珍しいかなという気持ちも働きました。
塚本晋也監督なら『鉄男』『ヴィタール』『野火』といろいろありますがこれもちょっと外した感じで出しましたが好きな作品です。萩尾望都の『バルバラ異界』につながる気もします。
『CURE』黒沢清
これは本当に黒沢清監督作品で一番おもしろかったです。黒沢清作品は他はそれほど、というかもう少しという感じになってしまうのですが『CURE』は満足でした。
『天国と地獄』黒澤明
黒澤明作品は好きなものばかりで選んだらそのまま9作品とはいかないかもですが半分にはなってしまいそうです。
『七人の侍』『隠し砦の三悪人』『用心棒』『乱』『白痴』『羅生門』『生きる』『野良犬』やっぱりなってしまいそうですね。
まじでどれが一番か考えたのですが時代劇がイメージの黒澤明作品で『天国と地獄』は現代劇でもまったく遜色ない面白さ、それ以上の面白さになるというのは凄いことだという思いもあるし、いやそんな比較などなしでもやはり面白いと思って挙げました。
『犬神家の一族』にしようかとも思いましたが散々迷ってこちらに。
しかし映画は面白くても日本映画のポスターってなんだかなあ。
寺山修司の映画作品は全部と言ってもいいのですがとりあえず代表ということで。
世界に向けて日本の映画監督代表なら寺山修司を挙げたいです。
すみません。今初めて監督名を知りました。『日本沈没』の監督でもあったのですね。
『八甲田山』は「好き」という感情で言えるのか判らないのですが一度観たら忘れられない物凄さを持った映画だと思います。ことあるごとに思い出してしまう作品でもあります。
日本人の特徴、愚かさを詰め込んだ作品ですね。
雪中行軍は北大路欣也隊と高倉健隊に分かれますが、こうありたいと思う高倉隊の印象はほぼないものですね。
なんといっても北大路隊の理不尽さにはらわた煮えくりかえる感覚を楽しめる一品です。
なんなの?これいったいなんなの?
上の写真が何を意味しているのか映画を観てください。
現在の日本社会もまたまったくなにも変わってねえじゃないか、という怒りの噴出も満喫できます。未鑑賞であれば是非ご覧ください。
数ある深作作品の中でも大傑作ではないでしょうか。
年代的には『鎌田行進曲』も挙げたいのですが本作の物凄さには度肝を抜かれます。
日本人が愛した忠臣蔵の映画作品ですが現在では失われてしまったのでしょうか。
政府への反逆心を謳った映画です。
大島作品もいろいろと思い出深いのですが是非これを。不思議な作品でもあります。
教授がデヴィッド・ボウイにキスされて刀を振り上げたのですがヨロヨロと後ずさりして腰砕けにになる、というのが日本人のすべてを表しています。