ガエル記

散策

『れいわ一揆』と安冨歩教授について その2

つまり私が安冨歩教授に興味を持ったのは大西つねき発言に対する反応からになります。以降、私は安冨歩氏の考えを探し始めました。

 

まず出会ったのは清水有高『一月万冊』です。ここでは清水有高さんが安冨教授の本を紹介しながら安冨教授との対話が動画となっています。

清水さんのYouTube動画アップの数は驚愕といっていいほどですがそのおかげで私は短期間に安冨教授の考えを知っていくことができました。本購入はなかなか簡単にはできませんし、図書館にも置かれていないのですが少しずつ買って読んでいます。今のところ読んだのは『誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠』『満洲暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦』の2冊です。次は『生きるための経済学』を読む予定です。

安冨歩さんの考え方はとてもすっきりと明確で自分の頭の中まですっきりとクリアになっていく気がします。

安冨さんがどう生きて来て人間や社会についてどう考えているのか、なぜ彼がれいわ新選組に加わったのか、いろいろなことが解ってきて絡んだ紐がほどけるようでした。

 

まず安冨さんが選挙時にも掲げておられた「子供を守りたい」というのは今何よりも大切なことだと私も思っています。

今の日本の子供たちの環境は決して良いものとは言えません。虐待、貧困が今も子供たちを脅かしています。

日本社会自体が貧困となっていく中でやはり真っ先に影響を受けてしまうのは子供たちになってしまうのです。学校給食には地域的な格差があるようにも思えます。これは地域的な政治の違いではないのでしょうか。

 

虐待問題はずっと問いかけられてはいますが解決されることがないようにさえ感じられます。

日本における「親権」が虐待される子供を守ることを妨げています。父親が自分の子供をレイプしても「当然だ」とされてしまうのが日本の法律だと聞いた時は「もうこの国は救われない」と感じました。

しかし安冨さんが言われているように政治家や法律が変わらなくても自分たちで考え方を変えていくことはできるのです。

 

自分たちの考え方を変えていくことで社会や政府を変えていく、それが安冨教授の基本的な考え方なのだと思っています。