マンガ
読了しました。 ネタバレしますのでご注意を。 信玄が作り上げた最強の軍団が短期間で恐ろしいほど崩れ落ちていく。 おおよそ9年の間、勝頼27歳から36歳の死亡で壊滅する。 私はほとんど武田家の話を知らないので本作によってのみの感想になるのだけど勝頼の…
横山光輝歴史もの、読み始めると止まらなくなる。物凄い中毒性ある。 ネタバレしますのでご注意を。 神の如き威力を持った武田信玄の死後の武田軍。信玄の大きな失敗は後継者を明確にしていなかったことだった。 当然跡を継ぐべき嫡男勝頼は今も最強の武田軍…
昨日のシリーズは終わってここからはいつもの横山美形シリーズ。 横山先生はやっぱり美形の方が好きだったのかな・・・基本的には。 ネタバレしますのでご注意を。 「闇斬り」(1976年月間少年ジャンプ) 今までの作品の後だからか主人公の左近くんがまばゆ…
さてさっそく読んで参りましょうか。 ネタバレしますのでご注意を。 「愛執」(1969年プレイコミック) 極めて端正な美形主人公が多い横山光輝作品の中で珍しい不細工系主人公。 しかも冒頭から「男は見るからに醜男で背も低く風采があがらなかった」と説明…
ついつい一気に読んでしまいました。 マンガで最初勢いよく面白いのにだんだんつまらなくなっていくのはよくあることですが本作は逆で進むごとに面白くなっていきます。 原作ありだからこそかもしれませんが横山先生も後に行くほど面白いと思われての漫画化…
気になる人物なのに今まで特にその人生を知らずにきた武田信玄。横山光輝氏マンガで読めるなら一挙両得と読んでみました。 ネタバレしますのでご注意を。 先日読んだ山本勘助が勿論出てくる。が、主人公だった時はすごい男前だったのがここでは不細工男とし…
「小6ホームクラス」1学期号旺文社1970年4月・非売品 横山光輝の描く少年の魅力よ。 表紙の主人公少年だけでも充分すぎるほどなのだが中へ入るともっと凄い少年がいます。 ネタバレしますのでご注意を。 表紙の少年は兄と南アルプスの黒岩岳に登る。 爽快な…
資料:岡本隆三『長征』 横山光輝著単行本上下の『長征』というマンガ作品があります。これも現在廃版で古本としてしか購入できない状態です。 本作の中に同タイトルの作品があったので驚いてしまったのですがこれは45pで無論別の内容です。 単行本の方は…
さて『横山光輝超絶レアコレクション』の三作目は「城と太陽と名探偵」です。 ネタバレしますのでご注意を。 「城と太陽と名探偵」原作:梶原一騎/高一時代1970年8月号」 解説でみなもと太郎氏が語られるに「本書の中ではこれが珍品中の珍品」 原作が梶原一…
すでに絶版になっているようで古本で手に入れましたが今やそれも期待できないようです。 単なる復刻版ではなく長い時間をかけて原画を蘇生する、という労力が注がれた復活本となっています。(と説明がされています) すばらしい作品群なので是非また販売さ…
山本勘助が武田信玄に仕官するまでとその後を描く。 ネタバレしますのでご注意を。 とはいえ物語はほぼ横山氏の創作のようで思う存分氏が望む男性像を描いていると思える。 70年代の作品、横山氏の40代の筆によるものなので勢いと色気を感じさせる。 とにか…
ついに最終巻です。ネタバレしますのでご注意を。 章嘉ラマの寺に逃げ込んだ健作。寺と言ってもそこは一国の城のように壮大なものだった。 健作は大僧正に礼を言い自分を救い出すために死んでいった者たちを取り戻し手厚く葬りたいと願い出る。 その為には義…
ネタバレしますのでご注意を。 部下たちを遊ばせてやろうとした健作は街中で警察に逮捕されてしまう。 部下たちは金貨四千枚の賄賂で健作を救い出した。 外へ出た健作は初雪の夜、山中で凍った河を渡る。 そして谷間を進む千匹以上もいる狼たちの群れを見る…
横山光輝『狼の星座』は今現在デジタル化もされておらず古本でしか買えない状態のようでやむなく自分も古本購入。 ネタバレしますのでご注意を。 時は明治末。(ゴールデンカムイと同じ頃か)主人公大日向健作は新潟の田舎で生まれたが幼い時に大病を患い生…
物語というのはそれが小説にしろマンガにしろ映画にしろ魅力的な人物をいかに描いていくかにあると思いますが本作の伊達政宗は確かに秀逸にキャラ立ちしています。 ネタバレしますのでご注意を。 勇猛果敢でありつつ人を食った智謀も持ちしかも容姿端麗なれ…
ネタバレしますのでご注意を。 とにかく伊達政宗をまったく知らなかったのでこんなに面白い人だと思わなかった。 それは幼少期の教師である虎哉禅師による教育の賜物なのだ。虎哉禅師は幼い政宗をみて「素直すぎ繊細過ぎる」と感じる。「武将の条件は豪快さ…
ネタバレしますのでご注意を。 数ある横山作品からこの作品を選んだのは「もしや『スター・レッド』の元ネタなのではないか」と思われるコメントを読んだからなのです。 果たしてどうなのでしょうか。 まずはこの表紙絵。『スター・レッド』のレッド・セイの…
おすすめ機能に現れてちょいと読んだら止められなくなった。 読んだ皆さんが言われてますが横山先生にこんな作品があったとは。 1975年週刊少女コミック掲載作品。 ネタバレしますのでご注意を。 時期的に読んでいても不思議ではなかったのだが、これは全然…
怒涛の項羽と劉邦でした。 とにかく勢いが物凄い。 私は横山『項羽と劉邦』を読んでいたので内容はわかるのですがいきなり本作を読んで理解できるものなのでしょうかと心配にはなりました。 ネタバレしますのでご注意を。 一番気になるのは虞美人の変化より…
突然の本宮ひろ志。と言ってももちろん『項羽と劉邦』だからである。しかも張良がかなり気になるキャラデザだったので読まずにはおれなかった。 私は横山光輝マンガはまったく読んでこなかったのですが本宮ひろ志は幾つかは読んでいて大好きだったりします。…
横山光輝『三国志』読了しました。 想像した以上に面白く楽しいひとときでありました。 とりあえずネタバレしますのでご注意を。 横山『三国志』大きく3つの物語から成っていると思えます。(三国志だけに) 諸葛亮登場するまでの劉備・関羽・張飛によるチン…
相変わらず冷たいバビル2世と言うか山野浩一君というか101 という前置きです。 横山光輝初心者の私です。『バビル2世』の後『その名は101』と『マーズ』を購読しました。 『101』はバビル2世その後の作品と銘打ってあるので当然ですが『マーズ』は…
ヨミ様が超能力で霧を生じ秘密基地を隠すのだが。 やはりその疲労はとてつもないものであった。 その後部下から心配されたヨミ様は なにをされるかと思いきや 出されたのはベッドでした。シンプルな。 ヨミ様お疲れ様です。疲れた時にはやはり睡眠が一番です…
まどそごみさんが描かれてた「例の場面」に行きつきました。 確かになぜこの状況横山先生は描かれたのか? と言うかその前のこまはもっとスケベ? これはいけません。 どう考えても・・・・ しかもその後にこのポーズ なにやら意味深 でもって なんかもうす…
なにがいかがわしいってこの場面くらいいやらしいのはないんじゃないだろうか。 以下ネタバレ画像続きますのでご注意を。 この前のページでヨミはバビル2世の腕を「つかんだ」と言ってからのこれ このセリフとこの状態。 ほとんど2次創作薄い本からの抜粋か…
中段右のコマ、すごく気になります。なにこの印象的な構図。 誰かがなにかで似た構図を使っていた気もします。(萩尾望都だったかな???)(うう思い出したい知りたい) というかこの1ページすべて印象的です。 車のヘッドライトがピカッと光った後の黒豹…
飛ばして9巻から読了してしまった『バビル2世』改めて読みなおしていますがあちこちで「はっ」という驚きがあってたびたび立ち止まってしまいます。 いえばキリがないのですが例えばこの場面でぎょっとなりました。 左側のバビル2世が薄目を開けてからの「ギ…
ちょっとズルをして12巻まで読みました。 伊賀野さんとバビル2世のいちゃいちゃににやけながら読んでいたのですが進むにつれマジ顔になってしまいました。 ネタバレしますのでご注意を。 一度ぱらりと読んだだけなのでちょっとあまりの衝撃にぼーぜんとして…
はい順調に横光沼潜行中です。 『三国志』とにかく巻数が多いので図書館で借り読書。 『バビル2世』は一巻を購読した後ebookで購入できることに気づいて購入。 これは後でまどそごみさんのツイートにも書いてあったのを知りました。やはり情報網は常に観察…