ガエル記

散策

三国志

『三国志』横山光輝 第五十九巻

孔明表紙絵12回目。やはりトップですねえ。二位はなぜか張飛の9回なのですが。(ふたりの時は0・5回という計算です)3位は玄徳の6・5回w主人公ではなかったのか。 それにしてもこの表紙の孔明は神格化されているように思えます。 ネタバレしますのでご注意…

『三国志』横山光輝 第五十八巻 その2ー作戦露見ー

ネタバレしますのでご注意を。 魏軍兵士に呼び止められた男の襟から出てきた密書は呉の陸遜が孫権にあてたものだった。 密書は戦場にいる魏帝・曹叡のもとに届けられた。 そこには新城を包囲している孫権に兵を後退させ魏軍の退路を断つようにと記されていた…

『三国志』横山光輝 第五十八巻

司馬懿仲達おっと惜しい0・5回目。魏延二分の一プラス二分の一で一回目。やはりこの数え方は間違っていたかも。今更wこの表紙、欲しがる人はいるのかしらん。(失礼) ネタバレしますのでご注意を。 馬岱が孔明に報告をする。「丞相、いくら挑発しても魏軍…

『三国志』横山光輝 第五十七巻 その2ー読み比べー

ネタバレしますのでご注意を。 ますます辛い状況へ突入というかもう幸福など望みえないとしかいえません。 魏帝・曹叡は孔明が三十万の兵を引き連れ祁山に現れたという報を受ける。すぐに司馬懿を呼んだ。 司馬懿もまた天文を観て魏の方に有利蜀の不利と読ん…

『三国志』横山光輝 第五十七巻

孔明表紙絵・・・と横に小さく魏延君があ。というわけで孔明表紙絵11回目。魏延0・5回目となりました。 ネタバレしますのでご注意を。 司馬懿は駆け付けてくれた孫礼に感謝の意を表した。 「孔明を討てると聞き喜び勇んで参りました」 「よし」と司馬懿「そ…

『三国志』横山光輝 第五十六巻 その2

ネタバレしますのでご注意を。 司馬懿軍は引き揚げていく蜀軍の後を追いかけた。 しばらく行くと多数の竈跡があるのを見つける。 しかし「我らの追撃に備えているはずだがさしたる数ではない」と司馬懿は思う。 「このくらいならひともみでございます」とひ…

『三国志』横山光輝 第五十六巻

孔明表紙絵10・5回目。ちょっともう泣きそうな気持ちになっています。巻数もあるし物語の内容もいよいよ追い詰められてきた感が大きい。 煌めく星の如き英雄たちは次々と消え去っていく。 その中で孔明だけが必死で火が消えぬようにと働き続けているのが辛い…

『三国志』横山光輝 第五十五巻 その2ー進攻問答ー

ネタバレしますのでご注意を。 曹真は魏帝・曹叡に謁見し体調が良くなったことを伝えた。そして孔明が病に倒れ養生していると話し出し「孔明の動けぬ蜀など恐るるに足りません。今こそ仲達殿と共に漢中に攻め入りとうございます、と申し上げる。 曹叡はなる…

『三国志』横山光輝 第五十五巻

孔明表紙絵9・5回目。これまで単独トップだった張飛を抜きました。なにしろ主人公のはずの劉備玄徳は6・5回でしたのでぶっちぎりトップです。とはいえ仕方ないっていうのもあるのでちょっと泣きそう。 ネタバレしますのでご注意を。 司馬懿仲達は即戦即決を…

『三国志』横山光輝 第五十四巻 その2ー王双を討つー

ネタバレしますのでご注意を。 魏延は使者から本軍は漢中に引き揚げたと聞き疑問を口にした。 我が軍勝利を重ね魏軍は青くなって陣に閉じこもっているからだ。 使者は「原因は食糧にございます」と答える。そして孔明から預けられた撤退のお指図を手渡した。…

『三国志』横山光輝 第五十四巻

孔明表紙絵8・5回目。もう他には姜維くらいしかいないからなあ。 ネタバレしますのでご注意を。 陣を張って休息しようとする費耀軍を高みから見下ろす孔明は扇を振って合図した。 銅鑼の音とともに馬岱軍が駆け下りていく。 費耀は「一押ししてから退却せよ…

『三国志』横山光輝 第五十三巻 その2ー後出師表ー

馬謖があのような働きをしてしまったのは姜維の出現のせいではないかと考えてしまいます。 ネタバレしますのでご注意を。 成都にいる蜀皇帝劉禅のもとに孔明からの書状が届く。出師表であった。また出陣するのかと劉禅は驚く。 が、亡き父は漢朝の復興を孔明…

『三国志』横山光輝 第五十三巻

孔明表紙絵7・5回目。苦悩だなあ孔明。 ネタバレしますのでご注意を。 蜀の各部隊は剣路を越えて続々と漢中へ引き揚げてきた。どの部隊も困難特選を物語るように疲れ果てていた。 孔明はまだ帰ってきていない趙雲を心配していた。 「それにしても」と孔明は…

『三国志』横山光輝 第五十二巻 その2ー断たれた水ー

跳び起きた馬謖です。 いったい馬謖はどうしようと思っていたのでしょうか。 それとも人間は焦るとこうなってしまうのでしょうか。 ネタバレしますのでご注意を。 魏の大軍は馬謖が陣取る街亭山麓を十重二十重に取り囲み馬謖軍を完全に包囲した。 馬謖陣内の…

『三国志』横山光輝 第五十二巻

孔明表紙絵6・5回目。これから孔明の苦悩が始まるのか。 ネタバレしますのでご注意を。 孟達は関羽が呉軍に囲まれ孤立した時援軍を出さずに見殺しにしその責任を問われるのを恐れて魏に逃げ込み今は魏にあって新城太守となり上庸・金城など魏国西南の兵権を…

『三国志』横山光輝 第五十一巻 その2ー西羌の戦車隊ー

ネタバレしますのでご注意を。 初戦、蜀軍に手痛い打撃を受けた魏の曹真は陣を後方に下げ軍の再整備をせざるを得なかった。 曹真と郭淮は談義した。 郭淮は西羌王国に力を借りることを提案する。西羌は曹操の時代から交易があり朝廷の名を持っていろいろな爵…

『三国志』横山光輝 第五十一巻

これは関興くん、かな。表紙絵一回目。 姜維の帰順ーネタバレいいのか。 ネタバレしますのでご注意を。 姜維は城内に向かって語った。 「この姜維は夏侯駙馬のお命を助けんものと蜀に身を売って命乞いをいたした。おのおのがたもあたら命を無益に捨てずに我…

『三国志』横山光輝 第五十巻 その2ー謀略と策略ー

ネタバレしますのでご注意を。 崔諒は手はず通り孔明の元へ戻り「夏侯楙を生け捕りにするのは困難だった」と告げる。 「それゆえ我ら合図とともに城門を開きますので丞相じきじきに乗り込まれてはと」 「ふむ」と孔明は「それならば措置と共に我らに降った部…

『三国志』横山光輝 第五十巻

姜維!!!!表紙絵一回目。 一番の悲劇のヒーローはこの人ではないかと思う。 ネタバレしますのでご注意を。 魏では孔明が三十万の大軍を率いて漢中より攻め入らんとしている、との報が入る。 曹叡は怯えながら「誰か防ぐ者はおらぬか」と問う。 「それがし…

『三国志』横山光輝 第四十九巻 その2ー檄文ー

ネタバレしますのでご注意を。 孔明が成都に凱旋してから数か月後。 五虎将軍の一人馬超が病に倒れあっけなく息を引き取った。馬超この時四十五歳であった。 そしてこの年の五月。蜀の建興四年。魏の皇帝曹丕も病に倒れ重体となっていた。 曹丕は曹叡を跡継…

『三国志』横山光輝 第四十九巻

孔明表紙絵5・5回目。ちょっと昔を思い出してしんみりしてしまいます。 ヒーローがいなくなってしまったんだなあ。 ネタバレしますのでご注意を。 南の国の雰囲気は良いが孟獲はそれどころではない。 これでは戦にもならぬと祝融の弟帯来に身を寄せて再起を…

『三国志』横山光輝 第四十八巻 その2-毒矢の雨ー

ネタバレしますのでご注意を。 孔明は蛮都に向かってさらに兵を進めた。 蛮都の前衛地三江城を前にして孔明は趙雲と魏延にあたらせた。 朶思王は蜀軍に向かって毒やの雨を降らせる。 次々と毒矢にあたって倒れる兵士たちを見てさすがの趙雲も引き揚げるしか…

『三国志』横山光輝 第四十八巻

孔明表紙絵4・5回目。後ろの祝融夫人0・5回目。 横山三国志に稀有な女性登場。前は呂布の娘さんだけだったかなあ。でもあちらはたしか呂布に背負われてちらりとだったけど祝融夫人は全身でしかもセクシースタイルでかっこいい。 ネタバレしますのでご注意を…

『三国志』横山光輝 第四十七巻

これははっきりふたりなので孔明表紙絵4回目。後ろの孟獲0・5回目。 孔明はこんな暑い国へ来てもさらりと同じ衣服で過ごしてる。 ネタバレしますのでご注意を。 南蛮の地を進む孔明軍の前に自然の険阻を利用した一大防塞が現れた。孟獲軍が作り上げた長城で…

『三国志』横山光輝 第四十六巻その2-南蛮行ー

ネタバレしますのでご注意を。 孔明は五十万の兵を引き連れ不毛の地、疫病の国といわれる蛮地の道をはてしなく進み続けた。野営の場所を見つけ陣を作らせていると「天子の使いがみえられました」と告げられる。孔明が勅使に会いに行くとその人物は喪服(白服…

『三国志』横山光輝 第四十六巻

孔明表紙絵3・5回目、増えていきますぞー。 孔明という人がフィクションではなく現実にいた人だと思うと嬉しくなる。 ネタバレしますのでご注意を。 蜀軍に捕らえられた顎煥は後ろ手に縛られたまま孔明の前に差し出された。 「ほうそちが雲南一と言われる顎…

『三国志』横山光輝 第四十五巻 その2ー使者鄧芝ー

ネタバレしますのでご注意を。 呉・孫権と重臣たちは魏からの要請「五路侵攻作戦」に参加すべきかどうか大騒ぎとなっていた。 魏を信じるべきか否かで激論となり孫権は「陸遜に意見を聞いてみよう」ということにした。 陸遜の答えは「申し入れをはねつけるの…

『三国志』横山光輝 第四十五巻

孔明表紙絵2・5回目。 と言ってももう表紙絵回数ここからは数えてもあまり意味がないのですよね。ぐすん。 とりあえずネタバレ注意のための前置き文章なので続けます。 ネタバレしますのでご注意を。 呉にとってもっとも重要な防御線、濡須の城。この濡須城…

『三国志』横山光輝 第四十四巻 その2-持久戦ー

ネタバレしますのでご注意を。 炎天下の持久戦に玄徳は水の補給ができる場所へ陣を移すしかなくなってしまった。 一度に移せば追撃を受けるため老兵のみを残し逃げ精鋭を伏兵として討つ計略を取ることになった。 馬良は漢中まで出てきている孔明に相談するこ…

『三国志』横山光輝 第四十四巻

漢中王から蜀皇帝劉備玄徳表紙絵7回目と書きたかったのですがもう一人はっきりと張苞が描かれてるので、玄徳6・5回目。張苞0・5回目。 むむむ。 ネタバレしますのでご注意を。 張飛・黄忠の最期に玄徳は寿命を考え改めて仇討ちの誓いを立てた。 水軍は黄権に…