TRUE DETECTIVE/二人の刑事シーズン1があまりに面白くてシーズン2に入りましたが出だしにつまずきどういうものか入り込めなかったので「結局1だけが面白いのかも」とあきらめて違う作品を探していたのですが気を取り直して飛ばしてシーズン3のドアをノックしてみました。
2の失敗でもう期待する気になれませんでしたが、こちらはぐっと感じるものがあって現在鑑賞進行中です。
2はなにがいけなかったのか。それとももう少し粘ってみたら乗り込めたのでしょうか。
まあそれはシーズン3を観終わってからでもいいでしょう。たぶんシーズンの関わり合いはなさそうですので。
とにかくシーズン3は黒人男優が主人公というのが特徴でもあるでしょう。私のような古株世代が見て来た外国映画・ドラマの主人公といえばどうしても白人ばかりほぼ100%といってもいいほどでしょう。
私は中国映画にはまった時期がありますのでアジア人の割合は少し増えてきます。
他の方でもある時期から韓国映画ドラマも台頭してきましたからアジア系は観て来たとしても黒人主人公となるとウィル・スミスかデンゼル・ワシントンを好きでないとなかなか観ていないのではないでしょうか。おっと始まりはエディー・マーフィーでしたかな。
私は残念ながらこの3人のファンではないので彼らの映画はほとんど観ていません。3人のファンでないというより彼らに期待される役柄のファンそしてその作品のファンではないというべきですが。
その点、モーガン・フリーマンは好きですし、サミュエル・ジャクソンも良いですね。ほかにもいい黒人俳優がたくさんいることは判っていますがやはり主人公になって欲しいですね。
本作『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』シーズン3のマハーシャラ・アリの役柄はまさにそんな期待に叶うものじゃないかと思います。
過剰にかっこつけるわけじゃなく過剰にハンサムが売りでもなく自然に渋くて繊細さがあり知的で筋肉だけを見せつける感じではない、ってことです。
とにかくアメリカ映画・ドラマに黒人俳優を普通に良い俳優として登場させてほしいのです。やっとそれが始まったばかり、という気がします。
これはもちろん東洋人俳優に対しても期待するものですが、こちらはまだまだですね。
まあまあまずは本作を楽しみましょう。