これは突然どういう展開なのでしょうか?
私は原発反対なので原発が停止する、という話なのであれば賛成なのですが。
まずはテレビで報道を見たのですが、原子力規制委員会の更田豊志委員長の記者会見を聞いていると「原発をこのまま続けるにはテロ対策が不可欠であるのに、その期限を延ばし延ばしにされては安全を確保することができない。決められた期限以内に対策が完成しなければ直ちに稼働を停止させる。完成するまでは停止状態となる」という厳しい語調でありました。
しかもどの原子力発電所も「とても期限内に完成できない」状態だということらしい。完成は期限より数年遅れるという。
数年原発が停止状態になれば自然に他の発電所が稼働せざるを得ない。場所によって火力や水力、そして再生可能エネルギーによる発電ということになっていくでしょう。
一旦、それらの発電が加速してそれらで賄えることが判れば危険な原発に戻る必要はなくなるはず、と願いたい。
長い間「なぜ原発を止められないのか」という問いには必ず「原発のほうがすべて良いからに決まってる」と答えられ、「命を犠牲にする危険を伴う良さなんてあるものか」とイライラさせられてきたけど、「テロ対策」によって原発が停止せざるをえないのだ、という理由づけがされるとは思いもしなかった。
まだまだ決定したわけではないかもしれませんが、原子力規制委員会の更田委員長の発言があまりにもきっぱりしていたので「これは原発を止めよう」という意志の発言なのでは、と思ってしまいました。
オリンピックに向けてのテロ対策のためにすべての原発稼働が停止して仕方なく他の発電をすることになり、なし崩し的に原発は廃止される方向へと進むことになった、という報道が待たれます。
原発の事故による、怖ろしく悲しい思いをもう誰もすることがありませんように!このまま規制がかかってしまいますように!!!!
原発を止め、他の再生可能エネルギー発電の技術がますます進みますように!!!
ひとつだけではなく様々な発電を組み合わせていけば原発でなくてもやっていけるはずです。