ガエル記

散策

『銀河英雄伝説』どうしても観てしまう不思議

銀河英雄伝説 Die Neue These』のテレビ放送が始まりました。同時に私は旧『銀河英雄伝説』をアマプラでまたまた再鑑賞していますw

そしてあまたの様々なメディア作品がある中でこれほど長く同じ物語が語り継がれることも稀でしょう。

ガンダムシリーズは同じように長く続いているのですがあちらは常に変化して生き延びていくのに対し『銀英伝』はそのままの形態で魅せ続けることが驚異です。

 

この作品の何がここまで私たちを引き付けるのか、とも思うのですがどうしても観てしまいます。

銀河英雄伝説』はSFというより「もう一つの歴史物語」といったほうがふさわしく思えます。作者田中芳樹氏が数々の歴史小説を書かれているのですから当然のことではあります。

なので本作『銀河英雄伝説』もかつて様々な歴史武勇伝が何度も芝居で演じられ人々が何度も観劇したように「あの場面をもう一度観たい」とまたもや心が動くのでしょう。

ちょうどかつて年末に国民みんなが『忠臣蔵』を観ていたように『銀英伝』を観てしまうわけです。

 

私自身はどうしても旧作品に馴染んでしまうのは仕方ないと思いますがそれでも『銀河英雄伝説』が新しい描写でアニメ化されるのは喜ばしいのです。

出来得ることなら将来またもやリメイクされて欲しい。

中国でも映画化されるとの報道がそのままになっている模様ですが期待を失わずにいたい気持ちです。