1992年「プチフラワー」5月号
萩尾望都を知る上でおすすめの作品は?と問われれば今では本作と『半神』と答えられるのではないでしょうか。
ネタバレします。
この恐ろしい心の内面をここまで面白おかしく描けてしまう才能に圧倒される。
私の好みとしてはあまり読みたい話ではないのは確かなのだけどやはり凄いと感心してしまうのだ。
そして萩尾さんがSF好きであったことが何より救いであったのではないかと勝手に思ったりしてしまう。
なのでこの凄い名作についてはあまり語ることがない。
どえらい作品であるということとおすすめ作品であるのは確かである。