私の涙腺というのかツボというのか琴線を思いきりかき鳴らされた『オルフェンズ』
こうして特別編で確認しているとそれがはっきりわかってしまいます。
気持ちはもうクーデリアです。
なんとかして彼らを救いたいと気持ちは焦るのですが己の力では如何ともし難い。加えて最も寄り添いたいと願う三日月からは毛嫌いされてしまうクーデリアさんに思いきり共感して観てしまいます。
特に『マンダロリアン』を観てすぐ『オルフェンズ』観るのはかなりきつい。
同じく孤児には違いないけどマンドーパパから溺愛されるベビたんと比較して『オルフェンズ』の子どもたちがきつすぎる。
皆パパが欲しいはずなのだと(ママもだけど)泣きながら観てしまう・・・なんなんだ私。
というかオルガ一人がマンダロリアンになって鉄華団というベビたんをしょってる、と考えてしまいまた辛くなる。いわゆるヤングケアラーですよ。
そしてやっぱり『ニュージーズ』ありじゃないのかなあ。
作品というのは時代の影響を受けて成り立つものです。
アムロの時はああやって引きこもってひねこびる若者が登場してきたのでしょう。
そして『オルフェンズ』時代の若者はここまで大人たちに見放されたと感じている、ということなのでしょう。
アムロも父母と上手く行ってはいなかったけどまだ存在したし交流もあったし愛情もあった。
しかし『オルフェンズ』ではそもそも親が存在しないし他の大人からは強制的に手術されそれに失敗すれば死んでしまう、という過酷な状況を受け入れるしかない。中にはヒューマンデブリと呼ばれる人権のない子たちもいるのだ。
三日月が好きです。
でも悲しい。